フィボナッチの使い方 押し目買いの注意点 自称勝ち組(実質負け組)の誤情報に注意 #FXプロ講師が解説

押し目買いの注意点

トレンドが発生している場面では、「押し目買い」や「戻り売り」は王道の戦略として知られています。
しかし、いつでも押し目を狙えばうまくいくというわけではありません。
この点にはしっかりと注意が必要です。

フィボナッチは“起点から引いて動かさない”のが鉄則

フィボナッチを引く際に重要なのは、必ずトレンドが始まった最初の起点から引くこと。
そして、一度引いたら絶対に動かさないことです。

途中でラインを動かしてしまうと、「トレンドを追いかけるだけのトレード」になってしまい、
かえって勝率を下げてしまいます。これは多くの人がやりがちな失敗です。

都合よくラインを引くのは危険

よく見かけるのが、「いろんなところからフィボナッチを引いて、ここでも効いた、あそこでも当たった」と言っているパターン。
しかし、それは都合よくラインを合わせているだけで、そもそもの引き方が間違っていることも少なくありません。

そういったものは、結果論にすぎません。
匿名の情報やSNSの“なんとなくすごそうな投稿”を鵜呑みにせず、自分のルールで正しく引くことが最も大切です。

狙うべきは「トレンド転換の初動」だけ

まずは基本を理解しましょう。
「どこがトレンド転換の初動なのか」
「どこで機関投資家が仕掛けてきたのか」
こうした正しい知識を持っているかどうかが、トレードの質を大きく左右します。

狙うべき場面は、トレンドの初動のみ。
しっかりと初動を狙い撃ったら、あとはトレンドの終了を待ち、
次の転換が始まるタイミングでまた“初動”を狙えばいいのです。

相場の鉄則:「追いかけない」「待つ」「狙い撃つ」

トレンドの途中を無理に追いかけず、
次のチャンスが来るまでじっと待つ。
そしてチャンスが来たら、一撃で仕留める。

この「待って、狙って、撃つ」の繰り返しこそが、
相場で長く生き残るための鉄則です。

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